高齢独居世帯の飼い猫です。飼い主が他界し、行き場所がありませんでした。不憫に感じた近所の方が新しい飼い主を探され、譲渡に当たって、せめて避妊・去勢をしておきたい。支援して欲しい、と当会に相談がありました。手術後、二匹ともい新しい飼い主が引き取っています。
社会との繋がりが希薄な高齢者が増える一方で、孤独を癒す手段として可愛がっていた愛玩動物が、飼い主の他界や施設入所等で、取り残されるケースは今後もますます増える、と考えさせられるケースでした。なお、左の写真のチャコールは動物病院でケースから逃げ出し、施設の出入り口のガラスにぶつかり、鼻から出血しました。